安い物件は、まず「疑ってみる」
相場の価格よりも安い物件は、必ずしも問題があるとは言えませんが、何らかの理由が存在することが多いので、まずは疑ってみましょう。
目で見てわかる住宅の劣化や間取りの悪さなどが理由ならば、物件を確認すればわかるので、購入する本人が良ければ問題の無いことですが、訳あり物件の場合は目に見えないですし、聞いて回ってもわからないこともあります。
また、その中でも、権利関係に問題があるケースが多いのは事実なのです。権利関係とは、1つの物件の上に別の人の権利があることで住むことを制約されたり、購入したのに住めなかったりする場合のことを言います。
権利関係の問題と言ってもいろいろありますので、いくつかの例をあげてみましょう。
1.所有者が何人も居る。
2.所有権と借地権を別の人が持っている。
3.物件に売り主以外の別の人が住んでいる。
4.登記簿にある面積と売り主がいう面積が違う。
5.所有者と売り出している人が違う。
6.土地の地目が住宅地ではなく農地などになっている。
など、他にもいくつもの権利関係の問題があります。
相続問題が絡んでいたり、詐欺行為で他人の物件を勝手に売ろうとしていたり、原因はさまざまです。別の人が住んでいても契約時には退去してくれれば問題は無いのですが、このような場合は、お金も支払ったのに住めないなどというありえないケースに陥ることがあるので、登記簿でしっかりと権利関係を調べてから、物件を購入しましょう。
このように、安い物件の陰には、必ずとは言いませんが、見えない落とし穴があることが
多いのです。素人では見落としやすい権利関係の問題ですが、安い物件はまず疑ってみてしっかりと確認をして購入を決めなければいけません。